3月というと、太陽が春分点を越え 久しぶりに太陽が北半球に帰ってくる。 日増しに、日差しが長くなり、雪原の表面は融けて固まり 誰しもが、もうそこまで来ている春に接吻する。 ここは北海道南部、八雲町にある牧場 その春、間近な頃の風景。 この頃になると、八雲といえども さすがに晴れる日が増えて、しっかりと春に近づいていく。 牛たちにも、鳩たちにも、眠れる樹木にも、そして私達にも 平等に春が訪れ、その喜びを分かち合える頃である。