この作品は支笏湖のすぐ側にある秘湖 オコタンペ湖の冬の姿のものである。 冬になると、ここまで来る道は除雪されないので 歩いてくるしか方法はなく かえって静かな冬の気配を味わうことができる。 その分、たまに出会う人との距離も近くなり、 互いに静寂を壊さないように気を配る。 そして時は何もなくただ静かに過ぎて 早い冬の夕暮れにむかっていく。