冬の凍てつく寒さは、湖面に分厚い氷をはり 湖面は広大な氷の鏡となってお日様の光を反射する。 跳んでもはねても、氷は割れることはなく 冬の偉大さの前に自分の無力を感じる。 そんな湖の氷が、お日様の光に溶かされ 暖まった小川の流れに薄く削られていく。 そして日増しに強くなるお日様の光はついに湖面を押し開き す〜っと風が吹けば、氷は湖面を滑り流されていく。 春の気配、お日様のぬくもり、心地よい風…。 何度巡り会ってもいいものだなあ。