この作品は大雪山、小泉岳から緑岳に至る稜線上で撮影したもので その稜線上を歩いてみると、 驚くべきことに、ほんの数Bにも満たないような花々が無数に咲き誇り、 その瓦礫の台地を埋め尽くしています。 エゾツツジ、キバナシオガマ、エゾタカネツメクサ…数え切れません。 こんなに辺り一面、花に囲まれると、 重い荷物を放り出して、歩くのをやめてしまいたくなります。 そして、いつもの世界にない、幸せを体中に感じることができます。