この作品を写した秋、僕は写真を撮れないことに悩んでいた。 重い悩みを抱えて北の旅から帰る途上 僕は偶然、ニセコ山中でこの光景と出合った。 迷うことなく僕は広角レンズにつけかえ、 思いっきり近づいて、これを写した。 秋の緊迫した気配の中、胸は再び高鳴り始め 命の泉がふたたびわき始めるのを感じていた…。