十勝岳連峰の最奥にそびえる 威厳に満ちた山、上ホロカメットク山。 永遠の夕映えの中に神々しく聳え 火のように燃え、またバラの花のように赤く咲き誇る尊き峰。 風は気配を止め、音みな静かに足下に横たわり ただ、美しい夢のようにとうとうと時は流れる。 この祝福された一日の終わりを永遠とするために この歓喜が消えてなくならないように 精一杯の祈りをこめて、これを写した。