ここは知床半島の付け根、 オホーツク海へとなだらかに続く斜里岳北麓の丘陵地帯。 カラマツが黄金色に染まる晩秋の頃、 ビートの収穫風景に出会う。 厳しく暗い冬を向かえる前の穏やかなひととき 甘い砂糖に生まれ変わるために 次々とビートが掘りおこされていた。