館 カレンダー『北国の小さな物語』
★1999年 1月★
『夢を見つめて』

ねぇ、ポール「初日の出見に行こうよ」
うん「いつもの丘のうえがいい?それとも海?」
そうねぇ「今年は丘のうえから見てみたい」「何かお願い事考えとこーっと」
2人は少し遠出をして、見晴らしのいい丘のうえまでやってきました。
さあ初日の出です。今年一年の始まりです。
フェルンはドキドキする胸の中で「今年一年、たくさん面白いことが
ありますように」とお願いしました。
ポールは「みんなの…心…がぼくたちのようにまぁーるくなりますように」と お願いしました。

[初夢]
正月二日の夜から三日にかけて見る夢のことで、初夢のうちで縁起のよいとされるものは「一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)」と呼ばれ一番に富士山、二番目が鳥のタカ、三番目が野菜のなすびだということです。

[寒の入り・1月6日]
二十四節気のひとつである「小寒」をむかえることを「寒の入り(かんのいり)」と呼び、1月6日頃にあたる。また、寒の入(小寒)から立春(2月4日)までの30日間が「寒の内」で、その中心が大寒である。