館 カレンダー『北国の小さな物語』
★2001年 1月
『新しい時の訪れ』

 目の前に広がる大きな海の向こうに
お日様の光を感じると
なぜかわくわくどきどきしてくる。
そしてその光はますます強く大きく膨らんで
最後に光の本源が現れる。
太陽の出現、新しい一日の始まるその瞬間である。
この作品は、ぼくが今までに見た太陽の出現の中で
最も美しい時の現れで、
いまだにこれ以上美しい出現の瞬間に出会っていない。
この作品の太陽のように
皆さんが21世紀を最高に輝いたものにできるよう
この作品を贈りたいのです。

【愛すべき地球について】
 21世紀が始まりました。この地球が生まれて46億年。人類が誕生してから約100万年。そして西暦が始まってちょうど今年で2001年目。この広大無辺の時の流れの中で、地球はぼくたちをどれほど愛してくれただろうか?いくら夜空が美しくとも、いくら星座たちが親しい光を私達に投げかけてくれても、そこにもう一つの地球はないのです。地球はぼくたちの愛しい恋人でもあり、優しいお母さんでもあるし、厳しいお父さんでもあるような気がします。地球進化46億年の現在、この地球上でたまたま同じ時を過ごせるみなさまへお願いがあります。21世紀を無事むかえることができた記念に、この地球にみなさんの熱いキッスを贈ってあげてください。そして心の中だけでもいいから愛してるって言ってあげてください。