について
2007年 の歩み

1月3日

ようやくカレンダーの発送にめどが立ち、年賀状を書いた。

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2月4日

念願であった、ライカ バリオエルマリートR28-90mmf2.8-4.5ASPH.レンズが来た。

2007年総合カタログがようやく完成した!

2月6日

つららにつかまっていたハシブトガラがドシン

2月19日

丘のうえの小さな写真館号195555km達成!

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3月

 必要な撮影機材を揃える苦しみから徐々に開放されて、北海道の雪解けのこの季節に合わせて徐々に心に明るい光が差し始めていた。
 そんな中、僕は大沼を今までとは違ったスタンスで撮影していた。すなわち、定位置からの撮影でなく、足取り軽く少しでも大沼の見知らぬところを思う存分歩き回り、湖畔の風に季節の移ろいに身を任せるような撮影方法を模索していた。

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4月

 4/3〜21日まで三重県、和歌山県など紀州の撮影に出る。当初は北海道の季節の狭間を埋める程度の思いから奈良の桜や滝を撮ってくる程度の思いでこの撮影には望んだ。
 しかし、実際に撮影を開始して、僕は今まで数日の奈良の撮影では知り得なかった、紀州の魅力に引き寄せられていった。すなわち、奈良県、和歌山県、三重県一帯の中心にある大峰山脈(おおみねさんみゃく)のその雰囲気を知ることとなった。だから、軽い気持ちからスタートが、最後には僕の心の核心に迫る想いを胸に抱くようになる大きな真剣な撮影に変わっていた。

 4月5日 丘のうえの小さな写真館号、20万キロメートル達成!

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5月

 5月最初、ゴールデンウイーク最中、なんと函館で桜が満開になった。そのため、5/5ものすごい混雑の中、僕は新・五稜郭タワーから桜が満開になった五稜郭を撮影した。新五稜郭タワーからは五稜郭が全貌できるが、撮影となるとかなりの広角撮影となる。僕はライカのR19mmとR21-35mmを用いて、二つの画角で撮った。最初は、黄砂の影響で霞んでいたが、それが奇跡的に時間と共に晴れて快晴となっていった。そのため目の前には、今まで見たこともないほど美しい五稜郭と函館の街並みが広がり、感激の声が上がった。
 ただ、そんな中、僕たちを函館相生教会に導き、教会で結婚式ができるように前の牧師、真田卯吉牧師に紹介してくれた、阿部勝子さんが5月4日、78歳でこの世を去った。赤血球をつくれなくなったことが原因でった。。北海道の5月、そのあまりに明るい日差しの中の悲しいできごとであり、これからという時期に僕たちはあまりに無念な突然の別れをすることになった。

5月下旬

 青森・岩手の撮影の旅、14日間。

6月11日

 丸岡隊長と吉田幸二氏と慶ちゃんと有〜ぽんとで松前半島の中央にそびえる大千軒岳に登る。初めての登山であったが、快晴にも恵まれ、素晴らしい山行きとなった。