館の四季
★ 2007年春到来★
 2007年春が北海道にやってきた。
だが今年、冬が長すぎてそれに親しんでいた僕には、この突然の春の到来に慣れ親しめない。そして春のあまりの急速な進展に、いつも以上についていけないで、精神的にあえいでいる。
 そんな中、丘のうえの小さな写真館の庭でも多種多様な花が咲き誇り、鳥たちが春の喜びを歌っている。
 庭に遊びに来るキジ。丘のうえの小さな写真館の回りでも人間の勝手で草刈りが盛大に行われるので、キジやウグイスなど野鳥の棲息がおびやかされている。
 そうした中で、こうしたキジなどの鳥が庭を訪問してくれることは何より嬉しく、ホッとさせてくれる。
 この写真は丘のうえの小さな写真館の窓から撮ったものであるのだから。
 丘のうえの小さな写真館の玄関のところにある白樺の木には、15年来赤い屋根の巣箱をかけている。白樺が大きくなるに従って、くくりつけている針金が切れるので、こうして針金を張り直している。
 今年もこの巣箱から元気良くスズメの子供が巣立っていくことを祈ってやまない。
いずれにしても、人間以外に生活の身近に鳥や動物や花や木や星といった自然物があることはやはり生活に張りを与えてくれる。
 今年はクリスマスローズが満開である。このクリスマスローズは我らが札幌農林の伊藤社長から150円でいただいたのが始まりである。
 そのクリスマスローズが函館のホームセンターで一株3000円で売られていたの見つけたときは、驚きを隠せなかった。
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