撮影機材
アポズミクロンR90mmf2 ASPH.
アポズミクロンR90mmf2ASPH.

とても90mmとは思えないほどコンパクトな90mm。
この秘密は、高屈折率硝子と異常分散硝子、非球面硝子などを巧みに組み合わせて
本来なら7枚、8枚と使わないと補正しきれない収差を
5枚のレンズで補正したところにあるらしい。

その5枚のレンズ構成が僕好みであったために
なんとか無理をして揃えました。

その描写力ですが、
僕にはその真価が今のところはっきりとわかりません。
御免なさい。

わかるようになりましたら、その時点で更新します。
ライカR7 とアポズミクロンR90mmf2ASPH.
この軽快さ、若々しい感じが魅力に感じますが、どうでしょうか。

全く大げさな感じがせず、シンプルそのものです。
まるで、このまま手の中にすっぽりと入ってしまいそうな感じ。
これで、この90mmは中望遠域では屈指の高性能と言われます。

今度はボデー正面から見てみます。
アポズミクロンR90mmf2 ASPH.のカラー作例
アポズミクロンR90mmf2 ASPH.の作例として
ひとまず写真ポストカード川シリーズ冬の川より『冬の後志利別川』にします。

この写真はこのレンズを手にしたまさにその日に撮影したものですが
別段、際だった特徴があるわけでなく
抜けの良い爽やかな印象を感じるのみです。

ライカのレンズを使っていると
仕上がってくるフィルムはどれもハッとするようなコントラストをもっていますが、
このレンズのコントラストはさほどでもないように感じています。

ただ、本レンズはライカのアポ+アスフェリカル化された中望遠レンズなのですから
何か飛び抜けた能力を持っていそうですね。

そんなことに胸を膨らませながら、今後に期待したいと思っております。