岩手県は、その地形的な関係で牧場が多く、牛の放牧が行われているところが多い。現在のところ、乳牛の生産は北海道に次いで日本で2位と言うところです。
しかし、北海道との牛乳生産量の差は大きく、確かに牧草地では乳牛を見ることは少ない。そのことは地元で販売されている牛乳の種類が案外少ないという事実にも反映されているようです。
同時にバターやチーズといった乳製品も地元のスーパーに並べるまでにはいたっておらず、これだけ牧場を造りやすい地形的特徴を持っておきながら、実に惜しいと言わざるを得ません。
願わくば、もっと岩手県には乳牛の飼育に力を入れてほしいところですが、このような現状となっているのには、何かしらの理由があるに違いありません。
ただ、岩手を旅し、スーパーに入り、ふとヨーグルトを食べようかと思ってヨーグルトを手にしたとき、岡山県で生産されたヨーグルトであったことなどあまりに残念なことです。
余談が長くなりましたが、岩手の牛乳は他のどの県で飲む牛乳よりうまいものです。
特に田野畑村の牛乳は別格にうまい。(下写真)
もし岩手を通る機会があったら、田野畑のこの牛乳と葛巻の牛乳(下写真)だけは飲むことを薦めたいです。
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