冬至とは、太陽が一番南に達する日であり、ということはその日を起点に、太陽が北に向かって旅立つ日であり、北半球に住む者にとってそんなにめでたい日はない。この日を起点に、太陽は確実に僕たちの住む北半球に近づいてくる。従って、昔中国ではこの冬至を一年と起点として考えていた時代がある。一陽来復！である。

　そういう意味では、日本の中でも寒い北海道などでは、もっと冬至や夏至を重要視しても良いと思うのだが、なぜか北海道でそういう風習をあまり知らない。