写真館通信 食事への想い
ご飯を鍋で炊こう!
 最初は強火でいって、かまわない!
吹きこぼれ始めたら火を弱くする。
吹きこぼれ始めたら、この程度弱火にする。後は、焦げないように時折匂いをかぐ。勝負は最後。焦げ加減が見せ場である。適度に焦げたご飯はうまい!焦げすぎるとうまくない!チャレンジされたし!おいしいご飯のコツは、時間が許す限り、うるかす(火をつけて炊く前に水に浸すこと)ことだ!
玄米が半分混ざっているので、こんな感じに炊きあがる。うまそうでしょう!
 お鍋でご飯が炊ける! 


実は僕はこの当たり前の事実を長いこと知りませんでした。
ご飯は炊飯器で炊くものだと思いこんできました。
しかし、今から10年ほど前から、僕たちは炊飯器でご飯を炊かなくなりました。
 

そのきっかけになったのは、撮影時の食事にご飯を食べたかったからです。
撮影時にご飯を食べるか、コンビニやスーパーの弁当を食べるかで、気力が変わってくるからでした。
 
炊いたご飯を食べていると、気力はずっと充実しているが、コンビニなどの弁当が続くと、
気力が萎えてくるのです。
 
こうしたことから、ご飯を鍋で炊けるようになりました。
この当たり前の事実が僕を救ってくれました。
撮影の旅でも、家でもスタイルは同じです。
ガソリンコンロにより、鍋でご飯を炊くのです。
 
うまく炊くコツは、ご飯を炊く前に、できるだけ長い時間水につけることです!
もちろん、塩素の入っていない水が望ましい!
そうすると、最初から強火でいっても、問題なしで、
吹きこぼれるようになってから弱火にすればよいのです。
 

そして、最終、少し焦げただろうときに火から下ろせば良いのです。
少し焦げたご飯はうまい!

玄米の場合には、白米以上に水に浸す時間を必要とします。
それで、前もって、いつ食べるかの予測が必要となりますが、
玄米はプチプチした舌触りがよく、快感を伴いながらの食事は何とも言えない!