2000年
丘のうえの小さな写真館を取得
 館を取り巻く白い柵に使う釘は以前の反省から全てステンレスの釘を用いた。そのおかげで6年間経った今でも錆による汚いよごれは生じていない!
 ステンレスの釘は買うとき高価だが、それだけの価値は充分にある。
高いところは、はしごに登って、御覧のようにローラーでペンキを塗っていく。しかし、モルタルの壁はペンキをどんどん吸い込んでいき、本当に大変であった。
作業は夜までずっと続けられた。
春といえども、北海道では当然のように雪が舞う。
 2000年1月27日。今まで借り物であった丘のうえの小さな写真館を買い取ることができた。それを機に、春から外装を好みの雰囲気に塗装を開始。
 しかし、モルタルの壁は手ごわく、ペンキは塗りにくく、いくら塗っても塗っても足りないという感じ。業者の人に頼むと、多大な費用を請求されるだろうから、全て僕たちだけの手でやり終えた。
 約一ヶ月かかり、費用は10万円かかった。