2002年館の歩み
★高橋製作所16cm反射 MT-160★
ぼくは19才の頃から星を見始めました。一番最初に、買った望遠鏡はミザールの12cm反射でした。
始めた頃は彗星と水星の区別もつかない素人でした。しかし、徐々に星を愛するにつれて、望遠鏡も好きになって行きます。そして、望遠鏡店に通っている内に、高橋製作所の望遠鏡にいつのまにか憧れを抱くようになります。しかし、当時の自分には、高嶺の花で、とても手が出せない高価な望遠鏡でした。そんな昔の反動からか、最近たくさん望遠鏡を買って、楽しんでいるんですが、その先駆けになったのがこのMT-160で、当時この若草色の鏡筒に秘かな憧れを抱いていましたし、むろん15cm以上の反射にも大きな憧れを持っていました。
憧れがようやく現実になるのに17年の時間が必要でした。が、できることなら、もっと若い頃に、手にしたかったなあ、と思うわけです。