館の四季
★ 初夏の悪魔 ★
 上の写真はチャドクガ (茶毒蛾)の幼虫の毛虫。主に、ハマナスなどの原種バラに発生する。特に天候不順の年などには、蛾になれず、幼虫のままで蔓延するから注意を要する。
 このチャドクガはまさに悪魔の虫である。万が一にもこれにやられると、その針の数だけ発疹が主に、両手に出て、そのかゆさは想像を絶する。(針を飛ばすのである)
 僕はこれに2度やられている。もしやられたら、迷わず医者にかかって、治療薬をもらわないと、いつまでたってもかゆくてかゆくて苦しさいまま、2週間たっても治らないほどである。
 ハマナスなど原種バラなどの柔らかな葉を食うことが多いので、原種バラに近づくときには用心にも用心をかさねてほしい。