撮影機材 ハッセルブラッド・Hasselblad
プラナー Planar CF100mmf3,5
プラナー Planar CF100mmf3,5

ハッセルブラッドの場合、
プラナーは80mmとこの100mmの2本があります。
(注:マクロプラナー120mmとベローズ専用のマクロプラナー135mmまで加えると計4本)
丘のうえの小さな写真館ではそのどちらも使っていますが
標準域ということもあって、どちらも出番の多くなるレンズです。

プラナー80mmは開放F値f2.8で、対角線画角52°
一方、プラナー100mmは開放F値f3.5で、対角線画角42°のレンズです。

100mmのプラナーは絞り値にして半絞り、
画角にして10°80mmに対し譲ることで
ディストーションの補正や解像力の向上が図られており、
80mmに比べて、100mmのプラナーはたいへん解像力の高いレンズに仕上がっています。

その違いは、ファインダーですでに明白となり、
プラナーCF80mmf2,8がいつまでたっても
ピントが合わせられないのと違い
プラナーCF100mmf3,5の方は、ピントの山がつかみやすいのです。

ゾナーCF180mmf4と並び、プラナーCF100mmf3,5は
ハッセルブラッドレンズの中でも
傑出した存在であると誰もが口にします。

僕もその通りだと思います。