撮影機材 ハッセルブラッド・Hasselblad
テレテッサーCF350mmf5.6
昔から、テッサーという名前のレンズに憧れがあり
それと、自分が350mmという焦点距離の“響き”も好きで
どうしても一度は使いたかったレンズです。
このレンズはテレテッサーですが、
テッサーの名前通り、レンズはたったの4枚で
そのために、たいへん抜けの良い描写をします。
この少ない枚数のレンズであることも何となく格好いいなあと
思ったりするわけです。

しかし、その描写は全体に渡り、シャープ感はなく、
テレアポテッサーに比べると、かなり柔らかめです。

でも、抜けの良さはさすがテッサーです。

このレンズは焦点距離が350mmもあるので、
ずいぶんと長いレンズですが
レンズに台座がなく、重心が前位置になりやすく
少し扱いにくいレンズです。
テレテッサー350mmf5.6を三脚につけたところ。
御覧のように、レンズに台座がなく
重心は前によりますので、少し扱いにくいです。
三脚に固定しても、重心が悪いとブレの原因になるので
写すときにはかなり神経を使います。