撮影機材 ハッセルブラッド・Hasselblad
テレアポテッサー Tele-Apo-Tessar CF500mmf8
テレアポテッサー Tele-Apo-Tessar CF500mmf8

 このレンズの特筆できる点は
新種光学ガラスの採用で、驚くほど解像力が高まったことです。
ゾナーCF250mmなどと同じ対象を撮り比べると
その差は歴然と出て、その解像力の凄さに驚くほかありません。

また、ある時、
ライカのアポテリートR280mmと結果的に撮り比べることになりました。

その時その両者の写りの違いに驚きあきれたことを今でも覚えています。
あの時は北海道大沼湖畔で、部分月食を撮っていましたが
この両者で撮った月の様子は全く違ったものでした。

このテレアポテッサーCF500mmで撮った月は
抜けるように白く、きりっとしていました。

しかし、ライカのアポテリートR280mmで撮った月は
黄色っぽくて、滲みが感じられました。

最近ではライカを使うことが多くなり、
活躍するチャンスが減ってきていますが、
いつかまたこの解像力をいかした写真を撮ってみたいと思っています。