撮影機材 ハッセルブラッド・Hasselblad
ハッセルブラッド503CXの重さ
ハッセルブラッド503cxボデーとマガジンを合わせて990g!
これを軽いと見るか、重いと見るかは人の感覚によるが、ウエストレベルファインダーの付いたハッセルボデーはマミヤM645から来た僕には軽く感じられる。
マミヤM645の重量は、1130g!重く感じられる。
ハッセルブラッドに比べて、少し小柄なのだが、ボデーの皮がすべるような感じがして、持ちにくいのも、重さになるのかもしれない。
ボデーだけなら、ニコンFE2と同じ、600g。ニコンFE2も軽く感じるカメラだけれど、ハッセルブラッドは更に軽く感じられる。
ハッセルブラッドのこの軽い感覚がよくて、大雪山の撮影など、高山の撮影にでさえハッセルなら持っていけます。
 
 ある時、大雪山の撮影で、もっとフットワークを軽くしようとニコンFE2にAFニッコール28-70mmf2.8EDとマクロニッコール105mmだけを持って行きましたが、撮影結果はさんざんで、写真展などにその時の写真を展示すると、ぼけていると、さんざんに言われました。

その後しばらくは他に撮影機材も思いつかず、ハッセルを持っていくことになりましたが、しばらくは大雪山の上でさえ活躍してくれました。

 しかし、フットワークの軽さへの欲求(小さな高山植物や蝶やバッタなどの生き物から広大な風景までの撮影を移動しながらこなしたいという気持ち)は募るばかりで、それにはハッセルは使いにくかったのです。

 それで、僕は画質とこうしたフットワークの軽さの両立を求め、一時はM型ライカを真面目に考えたりしながら徐々にR型ライカに変わっていきました。