館 過去の撮影機材 マミヤM645 1000s
マクロA120mmF4N
高いお金を支払って無理をして買ったものの、
このレンズを買った頃からマミヤM645を使わなくなり、ハッセルブラッドに移行しました。
 ハッセルブラッドに移行したての頃、
マクロプラナー120mmとこのマミヤのマクロ120mmを比較撮影して
そのあまりの違いに驚いたことがありました。
このマミヤM645のマクロの120mmも見た目にはとても綺麗で、
精巧な造りや美しいレンズなどがいい感じだと思っていたのですが、
マクロプラナー120mmと比べてしまったのがいけません。

その時比較した写真は
雪解けの大地に咲くクロッカスを写し比べたものでしたが
その時、地面の解像感や、花の微妙な色の分離などを見て、
あまりにマクロプラナー120mmの方が、カキッとよく見えました。

「その時は何でこんなに違うんだろう〜!」と素朴に思っただけでしたが
マミヤのこの120mmも買ったばかりでしたので、
なかなか手放す気になれず、やきもきしました。

それでその後も、
何度か北海道の撮影にこのマクロA120mmf4Nを持っていきますが、
このレンズで撮った色々な写真を見るにつけて、
コントラストが強すぎるなあ〜という気持ちが募るにつけ
憧れだった120mmのマクロレンズへの想いは弱まり

その後しばらくして、手放してしまいます。
でも、例えば、次の作例のように
色合いは綺麗だなあ、と感じたこともあり、
きっと使い込めば、その良さに気づいたことも
多かったと思います。
マクロA120mmf4N 作例写真
単品ポストカード自然から『コイワカガミ』の作品
このマクロA120mmf4Nで撮ったものです。
この作品が、今のところ、このレンズで写した記念碑となりましたが
実際のポストカードを見ると、
発色の爽やかな感じには好感が持てます。
レンズやその造りを見るとマミヤらしい丁寧な仕上げがよくわかるレンズです。