館 過去の撮影機材 マミヤM645 1000s
マミヤセコール 45mmF2.8N
マミヤ・Mamiya 45mmF2.8N

 どこといって特徴のないレンズで
いたって普通の写りをしたと思います。

僕が最初にこの45mmを買ったのは
このレンズの一代前のフィルター径77mmのもので、
函館を撮影中にそのレンズは紛失してしまいました。
そのレンズは、濁ってしか写りませんでしたので、
別に探そうとは思わず、紛失をきっかけに僕は迷わず上の新しい45mmへと進みました。

その結果、上のような評価、
つまりは、そこそこ個性なく普通に写ってくれるレンズとなったわけです。
いろんな意味で、無難に写るレンズなわけですが、
それはそれでとても大切なことですね。

でもただ一度、このレンズをすごいと思ったことがありました。
それは北海道の濁川温泉で
夏の天の川、射手座の銀河付近を
ハッセルブラッドのディスタゴンCF50mmf4FLEと一緒に撮っていたときのことでした。
その時、F4で、同じだけ露出をかけて撮り比べたんですが、
このマミヤM645の45mmの方が
天の川は濃くくっきりと写りました。

目を疑いましたが、これは本当です。
かのハッセルブラッドのディスタゴンCF50mmf4FLEよりも
ずっと色濃く天の川が写っていたのです。