館 過去の撮影機材 マミヤM645 1000s
マミヤセコールC80mmF1.9
マミヤM645のレンズ中、マクロの80mmと並んでなかなか優秀なレンズ。
f1.9開放では驚くほど大きなコマ収差などが目立ちますが、
絞りf2.8まで絞り込むと、実に切れ味のあるレンズに変貌します。
非常に優秀なレンズですが、今では値段は安く、2万円もしないと思います。
以前、ハッセルブラッドのプラナーCF80mmf2,8と比較したことがありましたが、
全体的に、非点収差が目立つのか、階調のつながりが乏しい他は、結構やるな、って思いました。
マミヤM645のレンズとは思えないくらい美しいレンズ。
透明で、良く研磨されているのがわかります。
鋭い星像を結ぶ理由はこのあたりにあるのだろうか。
マミヤM645 セコール80mmf1.9の作例
上の写真は、大雪山麓で、
白鳥座の天の川を撮ったときのもので
レンズはマミヤM645の80mmf1.9を使っています。

絞りはf2.8まで絞り、フィルムはコダックのE200です。
周辺減光があるものの、星像はかなりいい感じです。

ソフトフィルターを入れていない方は
まさに、針をついたような星像になっています。