このポストカードもエルマリートR135mmf2.8がその威力を発揮しています。
僕はかつて中判カメラでこうした写真をよく撮っていましたが
中判カメラでは、F値が暗くて、たいていf5.6開放くらいで撮影するわけです。
でもf5.6などで撮ると、R135mmのf2.8に比べ露出時間4倍もかかってしまい、金星が動いてしまいます。
ところがエルマリートR135mmはf2.8ですから速いシャッタースピードが使え、
金星をなんなく止めて写すことができるのです。
こんなところにも35mm判、ライカの有り難みを感じるわけで、
35mm判しか使ってこなかった人には当たり前のことも
中判で苦しい思いをしてきた僕には、有り難みとなります。
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