撮影機材
エルマリートR180mmf2.8
LEITZ製のエルマリートR180mmf2.8

このレンズもアポレンズでもないいたって普通のレンズのように見えたために
僕は最初その描写力を完全に疑っていました。

しかし、実際に撮ってみますと度肝を抜かれます。

初めてこのレンズを使ったのが忘れもしない
神戸の有馬温泉に恩師を訪ねた帰り道

赤松に営巣しているアオサギが見えたために、
このレンズをR8に装着して気楽に写しました。

そうしてできてきたポジフィルムを見て、
まずそのシャープネスに度肝を抜かれました。
本当にびっくりしました。

今までニコンの180mmEDを信じて使ってきた僕でしたが
ニコンの180mmはどの絞り値でもなんだかすっきりしない描写しかしませんでした。
そのため、180mmなんてこんなもんだろうと長年思っていたのです。

しかし、このレンズで写した赤松とアオサギのフィルムを、
これを6切り程に伸ばしたのですが、
プリントオペレーター曰わく「中判かと思いましたよ」ですって。

その後、ライカの180mm同士をある一定の条件で厳密に比較したことがあるんですが、
実は、
その中ではエルマーR180mmf4の次に解像力がなかった。

ライカの180mmはそれくらい優秀なレンズがずらりと並んでいると思って間違いないと思います。
エルマリートR180mmf2.8の作例