旅の空の下から
灼熱 46℃-エアコンのない丘のうえの小さな写真館号
 丘のうえの小さな写真館号にはエアコンがない。
それゆえ、夏、特に本州の夏の撮影は地獄である。
上の写真は2004年7月3日、滋賀県を走行中に撮影した車内の温度計です。
 御覧のように、車外は35.6℃だが、車内は46℃にもなって、
いっこうに下がりません。
もちろん、車の窓は全開で走行しています。
これが連日続くと体がもちません。
特に夜になってから気温が下がらないのが一番つらい!
 少しでも…と思って、窓を開け、外気をとりいれようとするのですが、
こんな夜に限って、風のないことが多い。
無論、窓を開けるのだから、網戸を張って、蚊を避けるのですが、
蚊っていうのは、どんな隙間も見つけだして侵入してくるので、大変です。
 蚊と並んで嫌なのは、荒れた若者の集団でしょう。
しかも、この蚊と荒れた若者の集団は全国くまなく存在し、いないところがない。
旅にとって、暑さを克服することと並んで、荒れた若者の集団と蚊もまた強敵である。