あるトラック会社の人が夜に車の中で寝るとき、今までつけていたエンジンを止めて、熱を発する毛布をかけて眠ることで、燃料代の経費をうかす話を聞いた。
最近の燃料高騰の裏側での、工夫ということらしい。
そのことを聞いた僕は、寝袋のことを書かねばならぬ!と思って、ここに1ページを造った。
何も、熱を発する毛布など必要ない。旅の空の下、車の中で寝るとき、寝袋1つあれば、いつまででもすやすやと眠ることができる。
無論、ダウンの寝袋が良いのだが、別にダウンにこだわる必要はなく、化繊でも充分である。
上の写真で、慶ちゃんが使っている寝袋は、モンベルの化繊で、♯0番の上位に位置する「EXP」という最上位の寝袋である。
これに寝ると、真冬の北海道の車内で汗をかいて寝ることができる。外気温−30℃、車内気温−15℃であっても、汗をかけるのである。
むろん、こんなのを持って、本州の真冬の夜に車内で寝ようものなら、ゆでたこになる。
別の話で、良くスキーにやって来て、エンジンをかけながら車内で仮眠をとり、そのまま車内で死んでしまう!という話も聞く。
特に冬、車の回りに雪が多いときには、絶対にエンジンをつけっぱなしで寝てはいけない!
こんな時、寝袋を持っていると、その中でパンツ一枚で眠ることだってできる。無論、エンジンを止めての話である。もし、スキーなどで、車内で仮眠をとることがある人は、寝袋を持参すべきである。そうすると、エンジンをつけた車内よりもずっと暖かい気持ちの良い眠りが約束される!
もし、一度、羽毛に包まれて眠ったことがあれば、そのことは容易に理解されるだろう。それほどまでに、寝袋の中は暖かく、気持ちの良いところなのである。
僕たちは、こうして車内で眠ること、数百泊。家で眠るよりもずっと気持ちよいものなんですよ。
ただし、僕たちの弱点は本州の夏の暑さです。寒さには対応できるのですが、暑さには手のうちどころがありません。なんか、暑さを克服するいい方法ありませんかね〜。
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