丘のうえの小さな写真館 双眼鏡の役割・選び方1
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★双眼鏡の役割・選び方★
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ポロプリズム型
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ダハプリズム型
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★プリズム形式の違い★
まず、双眼鏡にはプリズムの組み合わせ形式から「ポロプリズム型」と「ダハプリズム型」があります。 |
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★ピント合わせのやり方の違い★
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CF式(センター・フォーカス)
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IF式(インディビデュアル・フォーカス)
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ピント合わせの方式には上の写真のように
IF式(インディビデュアル・フォーカス)と CF式(センター・フォーカス)があります。 IF式の方は、片目づつピントを合わせる方式ですが、 極めてピントがあわせにくく、 ∞に固定して使うような場合などにむいていると思います。 ピントはあわせにくいですが、防水、防湿、防塵性能に優れているのが特徴です。 次にCF式は中央にあるリングを片手でくるくる回すだけでピントを合わせられますので、 ピントが実に簡単に合わせられて気持ちよいものです。 しかし、防水、防湿、防塵性能はIF式に比べて劣るようです。 以上から一般的には CF式(センター・フォーカス)の双眼鏡のほうがかなり使いやすいです。 それともう一つアドバイスはピントの合う範囲です。 ∞に合うのは当然ですが、 どれだけ近くにまで歪まないでピントを合わせることができるか、などの点も 大事な選択の基準です。 双眼鏡の楽しみ方として 遠くを見るばかりではなく、近くのだけど側に寄れないような花や虫を 見ることも楽しみ方の一つだからです。 |
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★倍率と口径★
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倍率と口径は双眼鏡を選ぶ上で一番大切となることです。
上の写真にあるように8×40といった表示が双眼鏡には見られます。 たいてい倍率を前に書いて、後ろは対物レンズの口径をミリで表しています。 従ってこの双眼鏡は倍率が8倍で、口径が40mmの双眼鏡だということを示しています。 このスペックのことを通常、「4cm8倍の双眼鏡」とも言うこともあります。 では、この倍率と口径はどのくらいのものがよいのでしょうか。 理論的には、口径は大きければ多きいほど良く、 倍率は低ければ低いほど明るくなります。 でも、人それぞれ使う目的でちょうど良い倍率や口径のものを選ばなくてはいけません。 このことはとても大事なことです。
まず、倍率ですが、何10倍率がかけられますよ〜〜
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口径というのは、上の写真にあるように、あるように、対物レンズの直径のことです。
この直径が大きいと、集光力が大きくなり 暗いものまでよく見えるようになります。 ただ、昼間に使うときには、口径20mmで十分です。 |
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左が口径8倍bm、右が10倍25mmの双眼鏡です。
倍率は右の小さい方が大きいですが、図体はとても小さいですね。 倍率と大きさはあまり関係がありません。 図体の大きさの違いは 口径の違いによるものです。 左の双眼鏡は口径56mmで右のが25mmですね。 こうした口径の違いがこんなにも図体の大きさになって現れます。 一般に、昼間だと、右側ので十分で、鞄の中にしのばせて持ち歩くことができます。 しかし、左のは大きくてとてもそんなことはできません。 しかし、口径が大きい分 集光力が大きく 暗いところや星などの淡いものがよく見えるようになります。 |
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★★★★ その他、重要な双眼鏡を選ぶ上での着眼点 ★★★★
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◆最短合焦距離
双眼鏡は遠くのものを見るだけではなく、すぐ近くのものを見るときにも役に立つことがあります。例えば、木道からはずれられない状況で木道から少し離れたところに咲いているお花を見たり、虫を見たりするときです。このような場合には近くまで見られる双眼鏡でないと、欲求不満が募って、その双眼鏡が嫌いになってしまいます。 ◆見掛け視界(みかけしかい) 視界には、見掛け視界と実視界という項目がありますが、性能に関わるのは見掛け視界の方です。 ◆アイレリーフ 双眼鏡を覗くところにある小さなレンズのことを接眼レンズと言いますが、この接眼レンズに目をひっつけて僕たちは双眼鏡を覗きます。この時の接眼レンズと目の距離のことをアイレリーフと呼んでいます。 ◆ひとみ径 対物レンズの口径÷倍率=ひとみ径 で、このひとみ径が大きいほど暗いところまで見ることができます。 こうした5mmのひとみ径の大きさから双眼鏡を考えてみますと、例えば口径40mmの双眼鏡の場合 40mm÷倍率=5mm(ひとみ径) より、倍率は 上の式より40mm÷5mm=8となるので 8倍のものを選べばよいと言うことになります。 これと同じく 口径50mmの双眼鏡でひとみ径が5mmだとすると、 50mm÷倍率=5mmから 倍率10倍 あたりがよさそうです。 |
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接眼部から見ています。上の写真では強い光にかざして
ひとみ径が見えるようにしています。 左の双眼鏡の瞳は7mmもありますが、右側のは2.5mmしかありません。 これを見ると、左の双眼鏡は夜型。 右のは昼型だということがわかります。 |
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◆その他の重要な着眼点 以上で、理論的な双眼鏡選びはできるのですが、他に大事なことが、いくつかあります。 それは、 1)携帯性 上の説明からどんな双眼鏡が良いのか、方針を立ててみましょう。 まずは、昼間がその使用の80パーセントを占める場合、 |
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