昔から、テッサーという名前のレンズに憧れがあり
それと、自分が350mmという焦点距離の“響き”も好きで
どうしても一度は使いたかったレンズです。
このレンズはテレテッサーですが、
テッサーの名前通り、レンズはたったの4枚で
そのために、たいへん抜けの良い描写をします。
この少ない枚数のレンズであることも何となく格好いいなあと
思ったりするわけです。
しかし、その描写は全体に渡り、シャープ感はなく、
テレアポテッサーに比べると、かなり柔らかめです。
でも、抜けの良さはさすがテッサーです。
このレンズは焦点距離が350mmもあるので、
ずいぶんと長いレンズですが
レンズに台座がなく、重心が前位置になりやすく
少し扱いにくいレンズです。
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