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ミノルタが開発してくれた、ハッセルのアキュートマットスクリーン。
ミノルタにも感謝だが、それをプライド云々を言わずに、
採用してくれたハッセルブラッド社にも敬意を表する。
僕がハッセルを使う一番大きな理由がこの明るく切れの良いスクリーンの存在がある。
確かに、アキュートマットスクリーン以前の
ハッセルブラッドの標準スクリーンはそれはひどいものだった。
暗いし、ザラザラして、ピントもろくすっぽみることはできなかった。
しかし、503cxが登場する頃からファインダースクリーンが
このアキュートマットスクリーンに変わり
目の前が本当に明るくクリアになり、しかもピントの山もつかみやすくなった。
その後、アキュートマットは“Dタイプ”に変わり
アキュートマットDとなった。
このアキュートマットDスクリーンは
僕の使った感じでは、明るさを減らして、ピントの山を更につかみやすくしたものだと思います。
確かに、旧型のアキュートマットでは
特にプラナーCF80mmf2,8などを使うと
ピントがどこにあるのか、最後まで分からず
まあ、この辺だろうという感じで、後は「被写界深度よ、よろしくたのむ!」
と心の中でぶつぶつ言いながら撮っていましたので
このアキュートDのような改良は好ましいと思います。
どっちにしても、このアキュートマットは
視野を何倍も光り輝くものとして見せてくれますし
ハッセルブラッドそのものの存在を輝かせてくれるものだと思います。
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