撮影機材 ハッセルブラッド・Hasselblad
●フィルムマガジン
 ハッセルブラッドのフィルムマガジン。

この中にフィルムが入っている。これをボデー背面に付ける。このマガジンを複数付け替えると、瞬時に色々なフィルムが使える。
メリットしては、白黒&カラーの両立、違うフィルムの使用ができ、この恩恵は計り知れない。
デメリットとしては、マガジン交換時に注意しないと、ほこりなどが入りやすく、フィルムにほこりが写り込む危険性が高い。このことには細心の注意を払わなければならないが、現実的に限界がある。
このマガジンにも、時代的な微妙な差があり、便宜的に1型とか2型…とか分類できる。
僕のマガジンは全て503cx時代のマガジンで3型ということになるのだろうか。
 背面の、フィルのメモを挿入するところの形状で区別する。
最近のマガジンは、引き蓋をしまえるような工夫がされたプラスティック製の背面になった。
凄く便利になったのだが、僕は、このマガジンの後ろ姿が好きなので、見向きもしないで、ずっとこの3型を使っている。

●製造年月日
V H P I C T U R E S はビクターハッセルピクチャーズというハッセルブラッドの創始者であるビクターはせるブラッド博士のつくった会社名からきている。
この10個のアルファベットの並びが、数字1〜0に対応している。
従って、これに従うと、上のマガジンは『EH』だから、
『92年製造』、1992年製ということになる。
V H P I C T U R E S

1 2 3 4 5 6 7 8 9 0

●フィルム装填
ハッセルブラッドのマガジンには左にあるような中枠を取り出し、これにフィルムを巻いて再び横からマガジンの外枠にいれるやり方である。このため、ハッセルブラッドはフィルムの装填が非常にやりやすい!
その時、注意しないといけないのは、上の写真にあるフィルム押さえにフィルムの裏紙を通すことである。このことで、ハッセルブラッドはフィルムの平面性をできる限り良くしようとしているのだろ!