撮影機材
バリオ・エルマーR35-70mmf3.5
バリオエルマーR35-70mmf3.5 (GERMANY) 

体型が可愛かったことと
僕の風景写真には標準ズームレンズがどうしても必要なので
レンズ体系の主軸に据える目的で購入した。

本当はバリオエルマリート35-70mmf2.8ASPH. がほしかったが
手に入れられなかったので、だめ元で買い、試してみた。

結果は、コントラストも高く色濃く写り申し分のないように感じるところと
シャープ感と解像力が乏しいことで、切れの悪さが同居することがわかった。

主軸のレンズとして使うには
僕としては少々値が張っても、もう少し基本性能の高いレンズがほしかった。

それで本レンズはやむなく手放し、
今使っている、バリオエルマリートR28-90mmへと変わっていきます。

レンズは、外観のずんぐりとした可愛さや、ボデーの軽い印象からは想像できないほどクリアなレンズである。
R7とバリオエルマーR35-70mmf3.5。全体のずんぐりとした体形が可愛い。
バリオエルマーR35-70mmf3.5 による白黒作例。

そんなに悪いというわけではないけれど、何となく解像感に物足りなさがある。
コントラストはいい感じで、伸ばしやすかった。
バリオエルマーR35-70mmf3.5 によるカラー作例。

2009年カレンダー『北国の小さな物語』の3月を飾ったこの写真は、
実はこのバリオエルマーR35-70mmf3.5で撮影したものです。
偏光フィルターを使う必要さえないと思わせるほど色が乗ってくる。偏光をかけると対象の色が良く出てくるが、その場の光の印象は失われる。だから、偏光をかけなくてすむなら、その方がその場の雰囲気をよく伝えられる。