ニコンの画質に不満を感じたとき
僕が一番先に目をつけたカメラがこのM型ライカでした。
そのわけは、ミラーを使っていないためにミラー動作によるショックがないことと
優秀と聞き及ぶレンズ群の存在がありました。
それで、まず僕は札幌の行きつけのカメラ店で
中古のM型ライカを買い求めます。
そしてレンズはしばらく買えませんでしたが
とりあえず、ボデーだけでも風景にむけて撮る練習をしてみました。
時に、冬の北海道のこと、
慣れないレンジファインダー機M型ライカと
一眼レフを交互に風景にむけながら
M型ライカがが使っていけるかどうか練習しました。
しかし、そうして使っていけないことがはっきりしたのが
レンズを買ってからのことでした。
買ったレンズは何本もレンズが買えなかったために
とりあえず、トリエルマー28・35・50mmASPH.という
3焦点を一度に撮れるレンズを買って試してみました。
しかし、その写りが僕には気に入らず
また、一眼レフという撮影レンズを通った光でものを見ることに慣れた僕には
レンズを通った光が見れないM型ライカはどうしても使えませんでした。
まさに一眼レフ病ですね。
その他、真ん中でしかピントが合わせられないとか
望遠レンズが撮りにくいとか
欠点ばかりが目立って、M型ライカをさっさと止めてしまいます。
しかし、僕とは違って、このM型ライカに目をつけて
今なおM型ライカを使い続けるのが
妻の慶ちゃんです。
彼女はM型ライカの旧型のエルマーM50mmf2.8を主砲に
M型ライカで絵の題材を撮っています。
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