2007年7月24日頃の金星は、かなり高度を下げて、夕焼け空低くに大きな金色の光となって輝いていた。
もう、一直線に太陽に近づき、それを越えれば、今度は「明けの明星」となって明け方の空に輝きを放つことになるだろう。
以前、真っ暗な雪原の中で、夜明け前に金星が東の空から昇ってきたのを見たことがある。
その時の金星はまるで火の玉のように輝き、そのあまりの巨大さに驚き、おののき、後ずさりするほどの恐怖を覚えたことがある。
しかし、上の写真のような宵の光の中で見る金星の光芒は、まさに黄金の輝きであり、金星が美の女神ビーナスの星であることを十分に納得できる。
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