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写真館
写真館通信
写真&撮影
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2007
年夏
ペルセウス座流星群
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2007年のペルセ群は遊楽部岳北部の丘陵地で迎え撃った。この地はほぼ180度の展望が開け、北部には狩場山塊の稜線が非常に美しい。
この地は晴れることが少ないところだが、星の撮影にむく広大な場所の少ない北海道道南にあっては希少な場所である。そのため、晴れないことを覚悟でどうしても展望だけのためにここに足が向く。
2007年ペルセ群の夜も大きな高気圧に覆われているはずなのに、あまりすっきりと晴れず、ところどころに気になる雲が残っていた。しかし、夜ともなれば、雲もとれるだろうと思い、ここでペルセ群を迎え撃つことにしたのである。
赤道儀2台にハッセル各2台づつを計4台を同架し、残りは三脚4本にカメラ4台をつけ、総勢8台のカメラを星空に向ける。
この装備を夜中、一人で操作するのは大変な重労働で、朦朧とする意識と、痛んでくる足腰を引きづりながら夕から朝まで撮影を続ける。
上の写真はその準備をしているところ。これ以降、とても記念写真をとれるような状態ではなくなる。必死の戦いが始まる。
ようやく夜明けが訪れる。今朝の夜明けは不気味なほど地平線が赤く染まる。右の写真に写っているのは、我が息子の有〜ぽん。がんばって、夜半過ぎまで流れ星を見ていたが、夜明け前についにダウンし眠ってしまった。
僕のセーターと銀マットをふとんにして、流星群の夜を明かした有〜ぽん。
よく寝ている。
夜明けの中で…