丘のうえの小さな写真館について
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★ 2006年 丘のうえの小さな写真館の歩み ★
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2006年カレンダー制作の余波は2006年になっても続き、生活、撮影の普段のペースに戻れないまま、2006年も過ぎていく。そんな中、ライカのシステムを思うところ、揃えるために奮闘中である。4月には、念願であったポストカード用の倉庫の建設中である。 | ||||||||||||||||||
●1月7日
ついにライカLEICA R7が届く。 ●1月15日 ついに、ハッセルブラッド用のフィッシュアイ・ディスタゴンC30mmF3.5が届く。 ●1月28日 ライカ アポ・エルマリートR180f2.8が届く。 ●1月30日 ライカ ミラーテリートR500mmf8が届く。 ----------------------------------------------------------------------- ●2月 3年ぶりに丘のうえの小さな写真館のホームページを約一月かけて更新する。 ●2月9日 ハッセルブラッド最後のレンズ、ディスタゴンCF40mmが届く。 ●2月13日 ライカのズミルックスR35mmf1.4レンズが届く。 ----------------------------------------------------------------------- ●3月1日 大阪のヒカリカメラの社長の厚意でライカ バリオエルマーR35-70mmf3.5をデモ。 ●3月4日〜7日 バリオエルマーR35-70mmf3.5を含めたライカのレンズテストのために、道南の撮影。 ●3月8日 丘のうえの小さな写真館号、バッテリーに引き続き、今度はヒーターが出なくなった。寒い日が続いていただけに、とても寒かった。ダウンのズボンをはいてしのいでいたが、ついに根を上げて、三菱で修理。高価だった。 ●3月後半 五稜郭タワー新築に合わせて、ポストカード販売用の棚を3個新しく造る。今度の新タワーのイメージに合わせて、アクリルでこしらえた。慣れない手作業だが、思ったよりはうまくいった。 ●3月31日 3/31五稜郭旧タワー営業最終日。夕刻、最後の営業の光を写すべく撮影に望む。 ----------------------------------------------------------------------- ●4月6日 有〜ぽん小学校へ入学。一クラス15人。村の分校という感じである。貴重な経験になるであろう! ●4月7日 今まで11年間お世話になってきた倉庫を解体し、新しいポストカード倉庫を建設開始する。 手狭になっていた丘のうえの小さな写真館の館内。そのため、ずっと以前より、ポストカードやカレンダーのために収納用の倉庫が必要であった。その倉庫造りにただ今挑戦中である。 ●4月8日 函館ドックの30万tドックが売却決定との知らせ。信じられない。これでまた1つ函館のシンボルが消えていく。函館はいったいどうしたのだろう。過去を失った街は、思い出を持たない人のごとしである。 ●4月8日 尊敬する前・吉田幸二氏の誕生日。昨年のこの日、町長はなぜか僕たちにタヌキのケーキを買ってきてくれた。それで今年は僕たちがタヌキのケーキを買って町長宅に行った。 ----------------------------------------------------------------------- ●5月25日 4月中に完成予定だったポストカード倉庫の建設は予定から大きく長びき、5月25日現在、ようやくペンキ塗りにたどりつくのがやっとであった。 ●6月7日 ようやくポストカード倉庫が完成した。ちょうど2ヶ月かかった。最後にシンボルマークである「彗星」をつける。 ●6月15日 古くなったいた餌台をやめ、新しい赤い屋根の餌台を制作し、取り付けた。 ●7月1日 念願であったライカエルマリートR28mmf2.8の新型を神戸の中古カメラ店から買う。 ●7月2日 庭に敷き詰める石を日本海の海に拾いに行った。 ●7月5日 慶ちゃんと有〜ぽんが念願だった七夕飾りを作った。 ●7月8日 慣れない、集合写真の撮影でてんてこまい。 ●7月17日 大千軒岳まで撮影。知内川の雄大さを実感。 ●7月18日 日浦岬に撮影。白黒の撮影を主体にものを見ていると、今まで見えなかった風景が見えてくる。世界が数倍に広がったような満足感がある。 ●7月25日 恵山の霧の中の撮影。白黒で霧に包まれた恵山を撮影した。日浦岬同様、白黒で写そうとすると、今まで見えなかった風景が見えてくる。まるで初めての世界の撮影をしている感じ、と言っても過言ではない。ただ、霧の中でライカR8は突然動かなくなった。車に帰って乾燥させると、再び動くようになった。 ●7月27日 松前半島を一周して撮影する。あまり得るものはなかった。 ●7月28日 北斗市(旧上磯町)にある釜の仙境を撮影。クマの恐怖におびえながら撮影。しかし、何年かぶりに来た、釜の仙境は素晴らしいところであった。まさに、「身近な原始」そのものである。 ■8月3日〜25日 2006年夏の列島5000kmの旅への出発 ●8月4日 三陸海岸を東京まで南下しながら撮影。北山崎、黒崎、真崎海岸など素晴らしい撮影ができる。 ●8月5日 浜野顕微鏡店にて、ライカの実体顕微鏡を購入。LEICA Mz125という機種である。中古ということもあって、ライカの実体顕微鏡の中でも最上位機種であり、装備もかなり贅沢な顕微鏡であった。 ●8月6日 南アルプス、甲斐駒ヶ岳東麓にある尾白川渓谷を撮影。素晴らしい渓谷であった。 ●8月7日 八ケ岳南麓にある「吐龍の滝」を撮影。 ●8月8日 木曽川支流、柿其渓谷の撮影。 ●8月9日 御嶽山西麓にある小坂川支流の厳立峡にかかるからたに滝を撮影。最上流の根尾の滝へは行けなかった。 ●8月12日 大阪阿倍野のヒカリカメラの斉藤さんを訪ねる。ライカのフォコマートを見る。 ●8月14日 明石海峡名物、たこフェリーに乗って、念願だった淡路島に有〜ぽんたちと釣りに行く。 ●8月15日 小学校の時の担任の北村忠敬先生が、神戸市の有馬小学校の校長をしていたが、退職後、同じく有馬でそば屋を始めた。それでそのそば屋を訪ねた。味も良く結構繁盛しているようであった。先生の頃から色々と細やかな人だと思っていたが、昔と変わらず、人生を細やかに楽しんでいる様子であった。 ●8月18日 丘のうえの小さな写真館号のブレーキパットがなくなり、泣く泣く新品に交換。 ●8月19日 紀伊半島を経由して、函館への帰路に就く。途上、有田川沿いでみかんの栽培を見、白崎海岸で撮影する。 ●8月20日 紀伊半島を海沿いに南下。潮岬を撮影後、熊野川の雄大な流れに感動。おまけに、鼻白の滝のすばらしさにも感動した。 ●8月21日 鼻白の滝、宝龍滝、布引の滝など滝の撮影をする。 ●8月22日 不動七重滝を撮影し、大台ヶ原を見学し、一路北海道行きのフェリーの出る直江津港に走ったが、時間の計算ミスで、間に合わないことが判明。今日中のフェリーに乗ることはあきらめ、2日後のフェリーにする。 ●8月24日 フェリーに間に合わなかった時間を使って、福島県南部の滝を撮影する。その後、22時55分の北海道行きの東日本フェリーに乗って、北海道に向かう。 ●8月25日 室蘭から函館まで噴火湾沿いに帰る途中、見事な夕焼けと噴火湾の彼方に反対向きの駒ヶ岳と遭遇。反対向きに見える駒ヶ岳は今から20年前にも撮影しており、懐かしかった。 ●8月26・27日 夏の列島5000kmの旅で撮影してきた白黒フィルムの現像を開始。あまり多くの本数はなかったが、それでも、現像タンクの装備を増やしていたおかげで、実に素早く現像ができた。 ●8月29日 昼から前・大野町長吉田幸二さんのお家に行く。話が弾んだ。夕方大沼で月の沈む様子を撮影。 ●8月30日 石川の丘で夕焼けの撮影。ハッセルと三脚を整備のために車から降ろしていたので、やむをえずライカで撮影する。それにしても綺麗だった。 ●9月1日 大沼東岸の湖畔から燃えるような夕焼けを撮影。今度はハッセルが火を噴いた。 ●9月2日 大沼東岸の湖畔から夕暮れの湖畔の撮影。 ●9月4日 城岱牧場から夕焼けを狙ったが、西空に巨大な入道雲があって、焼けなかった。 ●9月13日 1992年9月13日。僕は初めて函館の夜景を写した運命の日であった。 ●9月15日 念願であったライカのマクロエルマリートR60mmを購入。製造期間の長いこのレンズの中で、一番自分が求めていた時期に造られたレンズだったので、すごく嬉しかった。 ●9月16日 ようやく2007年カレンダー&ポストカードの写真選びが終わった。2006年カレンダーが力作であっただけに、2007年カレンダーの写真選びには苦労した。 ●9月16日 夕刻、夕焼けの撮影をしてから函館にある亀田八幡宮の秋祭りに行った。祭りの少ない北海道にあって、亀田八幡宮の祭りはなかなかのものである。子供の有情にこのお祭りの雰囲気を知ってほしくて出かけた。 ●10月6日 有〜ぽん7歳の誕生日である。その誕生日の日、藤城小学校で学芸会があった。 ●11月12日 慶ちゃんの誕生日 ●11月13日 ●11月26日 カレンダー発送作業ピーク&写真展準備期間中になんと、 ●12月1日〜8日 カレンダー『北国の小さな物語』十周年記念写真展が新札幌、duo-1で開催された。 ●12月14日 ●12月15日 念願だった庄司山に登った。丸岡隊長のおかげ。 ●12月19日 FMいるかのパーソナリティーの山形敦子さんのお招きで、FMいるかに出演させていただいた。
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フィッシュアイ・ディスタゴンC30mmF3.5 | ||||||||||||||||||