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丘のうえの小さな写真館の四季
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★ 暗室の製作 5月13日-1★
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今日も見事な青空である。
そんな中、暗室の製作は内装に入り、
外の空気が吸えないのがとても淋しい。
唯一の救いは、窓として残している隙間よりこもれる日差しだけか。
今朝はその窓辺より暗室内に八重桜の花びらがたくさん舞い、散り、落ちていた。
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内装の壁は針葉樹合板を張っていく。
もっとお洒落に行こうと思ったけれど、
予算の都合で針葉樹合板にした。
一枚1280円の合板をなんと25枚も必要である。
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今は盛りの八重桜。この桜はかつてクズに巻かれて死にかけていたところを僕が九死に一生を得させることができた。今では御覧のように実に美しい花を咲かせてくれる。
この木の隣にも一本違う品種の八重桜があるが、こちらの方は、せっかく僕が将来の美形を想定して枝を剪定したのに、誰かが余計な剪定をして弱ってしまい、良い形に成長しない。困ったことである。 |
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暗室の扉を開けてすぐに出会った庭のチューリップ。
春の光を受けて一輪ひときわ凛と咲くその姿に感動して写した。
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リラの花が咲き始めた。
リラの花、すなわちライラックは香水の花である。
春の微風がほんの少しでも吹けば
リラの香りがあたりの空気を薫らせる。
もし本州に住む人が、
この匂いを知らなかったとしたら
それはあまりに可哀想だ。
僕は丘のうえの小さな写真館の一角をリラの小径にしたかったが
このことは未だ実現していない。
ここにはわずか4本のリラが甘く陶酔的な香りを放っているに過ぎない。
しかし、それでもその香りは本当にうっとりとさせてくれる。
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