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丘のうえの小さな写真館の四季
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★ 暗室の製作 5月15日-1★
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今日は雨が降りそうで降らない曇り日。
こんな日は晴れた日よりもものがよく見える。
暗室は内装の壁張りに手こずりなかなか進まない…。
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お気に入りの白樺越しに暗室。
だいぶ緑が濃くなったことがよくわかる。
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また、庭ではリンゴの花が花盛り。
上の写真のりんごの花は、姫りんごの花で
丘のうえの小さな写真館では、これは食さずに
小鳥の越冬のための食べ物としている。
それにしてもこの美しい純白のほんのりとのったピンク、
そして、緑白色の若葉がたまらなくいい。
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丘のうえの小さな写真館から丘の上部を見上げた風景。八重桜の並木道が続く。
しかし、そこを横切る無粋な電線!
いつ見ても、電線と電信柱はいやなものだ。
いやだから、電線、電柱などを画面の外に追いやるために切り落としていくと
レンズはどんどん望遠化していき、
ついには風景の標準レンズが50mmではなく
280mmになっていく。v>
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今度は、草むらに目をやると、ところどころに上の写真のように
フキの影にワラビがにょきっと出ている。
たいていワラビは野バラと相利共生をしているが、
大きな日陰を造ってくれるフキとも相性が良いのだろう。
ただ、このワラビだけを狙ってこの丘には数多くの山菜取りが訪れる。
彼らはワラビを採るだけ採って、帰っていく。
かつて、ここのワラビは近所のお婆さんが「すまないねえ〜」と挨拶を交わしながら
訪れて採っていかれていたものであるが、
最近はそうした礼儀をわきまえたお婆さんの姿はなく
何の遠慮も示さない人ばかりがやってくる。
しかも、彼らはワラビを採る一方で何もしないし、何も理解しない。
僕はワラビ増殖の研究をしており、
そうした努力して増やしたワラビを
一瞬で採って行かれたり、無惨にも刈り取られると
やはりむっとくる。
誰しもがワラビを見て、その生活環を理解し、
科学的にワラビと対峙できるとは思わないけれど
やはり採る一方の姿勢には感心できない。
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