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丘のうえの小さな写真館の四季
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★ 暗室の製作 5月27日-1★
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暗室に窓を取り付けること
その扉をフランダースの犬のアロアの窓辺にするという試みは極めて困難で
僕らにはとてもできないような精度が必要であった。
そのために、かなりの時間がかかったが
それもようやくでき、
5/27日、ついに引伸機を暗室に“置く”ところまで来た。
これぞまさに感無量!というところである。
また、今日という日は
嵐も去って、風は北風に変わったために
今年一番の美しく輝いた1日となり
世界中の何もかもがあまりに美しく輝いて見えた。
そんな中、暗室に引伸機を置けたことはまさに幸運であったと思う。
しかも、この日、積年の思いであった
壁面の“丘のうえの小さな写真館”の文字を復活させ、
さらにコンクリートにビスを打ち込むことに成功するという
いくつかの積年の思いを果たした日となり、
5/27日はたいへん満足のいく1日であった。
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外装内装合わせて60日に及ぶ暗室の製作もとうとうその骨格を作り終え
あとは暗室とするための設備をしていかなくてはいけない。
上の写真は今までの2ヶ月間
苦楽を共にしてきたノコギリの替え刃であり、
僕たちはこの刃でいったい何本の木材を切り、何枚の板を切ったことだろう。
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まず、今日は昨日塗っておいていた引伸機の台を暗室内に設置することから始めた。
上の机は今から20年前、僕の父が札幌の中古店で値切り倒して買ってくれた机で
今まで僕はこの事務机をフィルムの整理に使ってきた。
しかし今年3月に、フィルムの部屋を改造したときに
暗室の引伸機の台として活用することを決め、
長いことポストカード倉庫に置いていた。
それを昨日油性のペンキで塗り、乾かしていた。
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この事務机はあまりにも重く
移動させるのは大変だ。
しかし、その重さを買って、引伸台に抜擢した。
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とうとう元暗室から引伸機をばらして運び込んだ。
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ついに引伸機の設置にこぎつけたところ。
感無量の境地である。
この引伸機は日本製のラッキー4×5クラシックというもので、
一応4×5判まで引き伸ばせる。
LPLの引伸機に苦労をさせられたので、
決して安いとは思えない値段を払って買ったものである。
日本製としては堅牢な造りで
今のところ客観的な性能などはよくわからないけれど
まずは暗室が使えるようになったら
この引伸機を始め、所有する他の2台の引伸機をテストして
一番自分に合うと思える引伸機を選ぶ予定でいる。
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